皆様いかがお過ごしでしょうか。
リハビリテーション科の毛利です。
今回は私達リハビリテーション科の仕事内容についてお話ししたいと思います。
私達、佐用共立病院のリハビリテーション科は①理学療法士②作業療法士③言語聴覚士この3種目の専門職が集まりリハビリテーション科として働いています。
① 理学療法士とは、日常の基本動作のリハビリを専門としてリハビリを行っています。基本動作とは、寝返り・起き上がり・立ち上がり・歩くなど日常の必要事項のことを指します。
理学療法士は、この基本動作が1人で行えるよう動作指導を行いながらリハビリを行なっています。
②作業療法士とは、「日常生活動作」のリハビリを行う専門職です。着替え、洗面、入浴、トイレ、食事、余暇活動、仕事など、人間が朝起きて寝るまでの間に行っている全てのことを作業と捉えます。ケガや病気で不自由さを抱えてしまった患者さんがその人らしくイキイキと自立した生活を送れるよう動作訓練を行うほか、社会参加・復帰を目的とした精神面のケアなども行います。
また、当院では作業療法士の一環として「リハビリ農園」と名付けた畑を設置して入院生活の楽しみの一つとして患者様とスタッフと一緒に野菜を作っています。その様子はインスタなど佐用共立病院のSNSに投稿してますのでご興味のある方はぜひご覧下さい。
③言語聴覚士とは、話す聴くなどのコミュニケーション機能や嚥下(飲み込み)機能に問題を抱えた方などを対象に医師の指示に基づき検査・評価を実施しコミュニケーションが取りやすくなるようにリハビリを行います。当院では高齢の患者様が多い為、特に嚥下障害に対してのリハビリに力を入れており患者様に少しでも長く安全に楽しく食事を行えるよう取り組んでいます。
以上が私達リハビリテーション科の仕事内容です。
私達は、患者様がその人らしく生活が出来るよう1人1人に寄り添いながらリハビリを行っています。これからも、私たちはリハビリが患者様にとって楽しみの1つになるように寄り添いながらリハビリを行なっていきます。